体内総水分量計算機
Watson式により、年齢、性別、身長、体重から体内総水分量をリットルと体重比で推定します。
年齢、性別、身長、体重を入力してください。任意の体脂肪率を使う除脂肪量法で精度を高められます。TBW、体重比、水分状態を表示します。
体内総水分量計算機
Watson式により、年齢、性別、身長、体重から体内総水分量をリットルと体重比で推定します。
体内総水分量計算機について
体内総水分量(TBW)は体内に含まれる水分の総量で、リットルまたは体重比で表します。健康な成人では体重の約50~70%を占め、栄養輸送、体温調節、代謝、関節の潤滑、排泄、細胞機能を担います。Watson式は年齢、性別、身長、体重から推定し、男性は2.447 −(0.09156 × 年齢)+(0.1074 × 身長)+(0.3362 × 体重)、女性は−2.097 +(0.1069 × 身長)+(0.2466 × 体重)です。体脂肪率があれば、TBW =(1 − 体脂肪率)× 体重 × 0.73の除脂肪量法も使えます。男性の目安は50–65%、女性は45–60%ですが、年齢や体組成で変わります。誤差は約2~3リットルで、診断の代わりにはなりません。
体内総水分量の例
Watson式による、年齢、性別、体組成別のTBW例です。
| 患者プロフィール | TBW(Watson) | 体重に占めるTBW |
|---|---|---|
| 男性、28歳、身長180 cm、体重75 kg | 約44.5 L | 約59.4%——男性の正常範囲内(50–65%)。活動的な若年成人。 |
| 女性、35歳、身長165 cm、体重60 kg | 約30.8 L | 約51.3%——女性の正常範囲内(45–60%)。平均的な成人女性。 |
| 男性、70歳、身長175 cm、体重80 kg | 約41.8 L | 約52.2%——若年男性より低い。加齢による筋肉量低下は正常です。 |
| 女性、45歳、身長160 cm、体重85 kg(体脂肪35%) | 約36.0 L(Watson)/約40.4 L(除脂肪量) | 約42.3%——女性の正常範囲未満(45–60%)。体脂肪が多いと相対TBWは低下します。 |
体内総水分量計算機の使い方
- 年齢、性別、身長(cm)、体重(kg)を入力します。
- BIA、DEXA、皮下脂肪測定などの体脂肪率があれば任意で入力します。
- 「体内総水分量を計算」を押すと、Watson式のTBW、体重比、除脂肪量推定を表示します。
- TBWを性別の基準(男性50–65%、女性45–60%)と比較し、水分状態を確認します。
- 例のボタンで典型的なプロフィールを読み込み、年齢や体組成の影響を確認します。
体内総水分量計算機 FAQ
Watson式とは?精度はどの程度ですか?
1980年に開発された回帰式で、健康な成人の重水希釈測定で検証されています。標準誤差は約2~3リットルで、集団推定やスクリーニングに適します。
なぜ体脂肪率がTBWに影響しますか?
脂肪組織の水分は約10~15%で、筋肉などの除脂肪組織の約73%より少ないためです。体脂肪が多いほど体重比TBWは低くなります。
正常な体内総水分量とは?
成人男性は体重の約50–65%(通常35–45リットル)、女性は45–60%(通常25–35リットル)が目安です。年齢で低下します。
この計算機で脱水を診断できますか?
できません。集団式による推定であり、実際の水分状態をリアルタイム測定しません。診断には診察と血液・尿検査が必要です。
TBWは臨床でどう使われますか?
高ナトリウム血症の水分欠乏、輸液量、体水分に分布する薬剤の投与量、栄養管理、透析の除水目標などに使われます。
より正確な測定方法はありますか?
重水や酸素18を使う同位体希釈法が最も正確です。BIAは実用的で、DEXAも体組成を測定できます。