ウエストヒップ比計算
ウエストヒップ比を計算し、体脂肪の分布と腹部肥満に関連する健康リスクの目安を確認できます。
ウエストヒップ比
ウエストとヒップの周囲径を同じ単位で入力してください。ウエストをヒップで割って計算します。
ウエストヒップ比について
ウエストヒップ比は WHR と略され、ウエストとヒップの周囲径を比較する指標です。両方を同じ単位で測り、ウエスト周囲径をヒップ周囲径で割って求めます。例えばウエスト 75 cm、ヒップ 95 cm なら、比率は約 0.789 です。単位はなく、体幹と下半身への体重の分布を手軽に把握できます。
腹部脂肪、特に内臓脂肪は代謝活性が高く、インスリン抵抗性、高血圧、コレステロール異常、2 型糖尿病、脳卒中、心血管疾患と関連するため、脂肪の分布は重要です。比率が高いほど、一般にヒップに対してウエスト周辺に多くの体重が分布しており、りんご型と呼ばれます。比率が低い場合はヒップ周辺の割合が高く、洋なし型と呼ばれます。
世界保健機関の一般的なスクリーニング基準では、女性は 0.85 超、男性は 0.90 超でリスク上昇の目安とされます。これらは集団レベルの指標であり、診断を明確に分ける境界ではありません。本計算機は選択した性別に応じて基準を適用します。また、体型は女性で 0.80 超、男性で 0.90 超の場合にりんご型と表示します。年齢、祖先集団、妊娠、筋肉量、閉経、疾患によって解釈は変わるため、表示された分類を診断と考えないでください。
測定条件をそろえるには、足をそろえて直立し、お腹の力を抜きます。普通に息を吐いた後、最下部の肋骨と骨盤上端の中間に柔らかいメジャーを水平に当ててウエストを測ります。ヒップはお尻の最も広い部分を測り、メジャーを水平に保ち、皮膚を圧迫しない程度に体に沿わせます。それぞれ 2 回測り、値が異なる場合は平均を使います。
WHR は他の指標を補うもので、置き換えるものではありません。BMI は身長に対する体重、ウエスト身長比は身長を考慮した腹囲、ウエスト周囲径は腹部の大きさそのものを示します。血圧、血糖、脂質、活動量、喫煙、家族歴、睡眠、症状も重要な情報です。スクリーニングや経時変化の確認に活用し、結果や健康上の懸念に個別評価が必要な場合は、資格を持つ医療専門職に相談してください。
ウエストヒップ比の計算例
各例ではウエスト周囲径をヒップ周囲径で割ります。
| 測定値 | 比率とリスク区分 | 解釈 |
|---|---|---|
| 女性:ウエスト 75 cm、ヒップ 95 cm | 0.789 — リスク低め | 女性のスクリーニング基準 0.85 未満。 |
| 男性:ウエスト 85 cm、ヒップ 98 cm | 0.867 — リスク低め | 男性のスクリーニング基準 0.90 未満。 |
| 女性:ウエスト 90 cm、ヒップ 95 cm | 0.947 — リスク上昇 | 女性の基準を超え、腹部に脂肪が集中する分布と一致します。 |
| 男性:ウエスト 105 cm、ヒップ 100 cm | 1.050 — リスク上昇 | 男性の基準を超え、りんご型に分類されます。 |
ウエストヒップ比の計算方法
- スクリーニング基準に使用する性別を選びます。
- お腹の力を抜き、最下部の肋骨と骨盤の中間でウエスト周囲径を測って入力します。
- メジャーを水平にしてヒップの最も広い部分を測り、周囲径を入力します。
- 「比率を計算」を選び、比率、リスク区分、体型の説明を確認します。
ウエストヒップ比のよくある質問
健康的とされるウエストヒップ比は?
一般的なスクリーニング指針では、女性は 0.85 以下、男性は 0.90 以下を比較的低リスクとしています。これは集団のリスクを表す基準であり、個人の状態を診断するものではありません。
ウエストヒップ比はどう計算しますか?
同じ測定単位を使い、ウエスト周囲径をヒップ周囲径で割ります。ウエスト 80 cm、ヒップ 100 cm なら比率は 0.80 です。
ウエストヒップ比とウエスト身長比は同じですか?
違います。WHR はウエストとヒップを比較して脂肪分布に着目し、WHtR はウエストと身長を比較して体格に応じた腹部の大きさを示します。
センチメートルの代わりにインチを使えますか?
はい。両方の周囲径で同じ単位を使えば単位は相殺されます。ただし、この画面の入力欄はセンチメートル表記です。
BMI が同じでも比率が違うのはなぜですか?
BMI は体重がどこに分布しているかを示しません。体重と身長が同じでもウエストとヒップの周囲径は異なることがあり、脂肪分布やリスクの特徴にも違いが生じます。