DASI計算機 - デューク活動状態指数

妥当性が確認された12項目のデューク活動状態指数から、身体活動能力、最高酸素摂取量、代謝当量を推定します。

DASI身体活動能力質問票
介助なしで、活動を妨げる症状が出ずに完了できる場合のみ「はい」を選んでください。

DASI計算機について

デューク活動状態指数は通常DASIと略され、12の質問で身体活動能力を測る指標です。身の回りのことや屋内歩行から、ランニングや激しいスポーツまで、日常的な活動ができるかを尋ねます。「はい」の回答には、活動に必要な代謝量に基づく、妥当性が確認された重みが付いています。その合計はゼロから58.2となり、高いほど自己申告による運動能力が高いことを示します。 この計算機は、質問票の合計を推定最高酸素摂取量にも換算します。公表された式は、最高VO2=0.43×DASIスコア+9.6です。推定酸素摂取量を3.5で割ると、代謝当量であるMETsが得られます。ひとつのMETは安静時の酸素消費量にほぼ相当します。これらの算出値は、医療者が使い慣れた運動の単位で身体活動能力を説明するのに役立ちますが、心肺運動負荷試験による直接測定ではなく推定値です。 DASIは術前、心血管評価、リハビリテーション、日常生活能力の変化の把握によく使われます。回答は、以前できたことや症状を我慢すれば試せそうなことではなく、現在できることを反映させてください。「はい」は、他者の介助なしで、胸部不快感、強い息切れ、めまい、筋骨格系の制限などの関連症状で中断せずに活動を完了できることを意味します。判断に迷う場合は、慎重な回答のほうが通常は参考になります。 結果は診断ではなく、運動の安全性を判断するものでもありません。急性疾患、障害、痛み、環境上の障壁、活動への不慣れは、心血管の体力とは別に回答へ影響することがあります。医療者は症状、診察所見、病歴、予定される処置と合わせてスコアを解釈します。新たな胸痛、失神、重い息切れ、急な機能低下がある場合は、オンラインの評価を繰り返すのではなく、医療機関での評価が必要です。 変化を追跡する場合は、毎回同じ基準で回答してください。スコアの上昇は自己申告による能力の改善を、低下は意味のある機能低下を示す可能性がありますが、測定時の状況も重要です。必要な場合には、直接の運動負荷試験でより精密な生理学的データが得られます。

DASIの計算例

自己申告の活動能力DASIとMETs説明
記載された活動はどれもできない0.00; 2.74 METs換算式の基準値はゼロではありません。
身の回りのことのみ可能2.75; 3.08 METs身の回りのことには2.75点が加算されます。
12項目すべて可能58.20; 9.89 METs質問票の最高スコアです。

DASI計算機の使い方

  1. 各活動を読み、現在の普段の能力を考えてください。
  2. 介助なしで、活動を妨げる症状なく完了できる活動のみ「はい」を選びます。
  3. 12項目すべてに回答し、「DASIを計算」を選びます。
  4. スコア、推定最高VO2、METsを臨床状況と合わせて確認します。

DASI計算機のよくある質問

良好なDASIスコアとはどのくらいですか?

高いほど自己申告による身体活動能力が高いことを示しますが、全員に共通する健康の基準値はありません。解釈は年齢、状態、症状、評価の目的によって異なります。

DASIスコアはどう計算しますか?

「はい」の回答ごとに妥当性が確認された活動の重みを加算し、「いいえ」はゼロ点です。12項目の重みの合計は最大58.2です。

METsはどう推定しますか?

公表された回帰式でスコアを最高VO2に換算し、その最高VO2を3.5で割ってMETsを推定します。

DASIは運動負荷試験の代わりになりますか?

なりません。DASIは質問票に基づく推定で、心電図反応、血圧、酸素消費量、運動時の症状を直接測定しません。

痛みで制限される活動も「はい」にしますか?

介助なしで、活動を妨げる症状なく実際に完了できるかどうかで回答してください。心臓以外の制限が回答に影響する場合は、医療者に伝えてください。