調和波の波動方程式計算機

正弦進行波の任意の位置と時刻での変位を計算し、波の速さ、角周波数、波数を求めます。

調和進行波
x の正方向へ進む波として y(x,t) = A sin(kx - omega t + phase) を使います。

調和波の波動方程式について

調和波は、変位が位置と時刻に対して正弦的に変わる繰り返しの擾乱です。ここでは標準的な進行波の式 y(x,t) = A sin(kx - omega t + phase) を使います。振幅 A は平衡位置からの最大変位、x は位置、t は経過時間、k は角波数、omega は角周波数、phase は周期内での開始位置を決める位相です。 周波数は固定点を毎秒通過する完全な周期の数で、ヘルツで表します。角周波数は周波数の二π倍で、ラジアン毎秒です。波長は隣り合う周期の対応点間の距離です。波数は二πを波長で割った値で、一メートル当たりの位相変化を表します。角周波数と波数の比が波の速さであり、周波数×波長にも等しくなります。 時間項の前の負号は x の正方向への伝播を表します。この規約では正号に変えると負方向へ進む波になります。位相は入力しやすいよう度で指定し、正弦を求める前に内部でラジアンに変換します。正弦波は一周期ごとに繰り返すため、通常のゼロから 360 度の範囲外でも数学的に有効です。 単位は統一してください。振幅、波長、位置をメートル、周波数をヘルツ、時刻を秒にすると、変位はメートル、波の速さはメートル毎秒です。他の長さの単位でも計算できますが、振幅、波長、位置を同じ単位にそろえる必要があります。空間項と時間項はラジアンの角度を表すため、正弦の引数自体は無次元でなければなりません。 調和波モデルは音響、光学、弦の振動、水面波の近似、電磁気学で使われます。理想的な単一正弦波は無限に続き振幅が一定で、有限パルスや減衰振動とは異なります。実際の波には分散、減衰、反射、干渉があり、多くの周波数を含むこともあります。この計算機は一次元の理想的な一成分を評価し、符号と位相の規約を明示して、課題の確認や物理的な理解を助けます。

調和波の例

空間位相、初期位相、時間による伝播を示す例です。

波のパラメーター変位解釈
A 2 m、f 1 Hz、波長 4 m、x 1 m、t 0 s、位相 0 度2 m位置が四分の一波長なので正弦は最大値になります。
A 3 m、f 2 Hz、波長 5 m、x 0 m、t 0 s、位相 30 度1.5 m初期位相だけで開始時の変位が決まります。
A 1 m、f 0.5 Hz、波長 2 m、x 0 m、t 0.5 s、位相 0 度-1 m四分の一周期後、負の時間項はマイナス二分のπになります。

調和波の計算方法

  1. 振幅、周波数、波長を入力します。
  2. 変位を求めたい位置と時刻を入力します。
  3. 初期位相を度で入力します。
  4. 「波を計算」を選び、変位と導出された波の性質を確認します。

調和波の波動方程式のよくある質問

振幅は何を表しますか?

平衡位置からの変位の大きさの最大値です。波のエネルギーは振幅の二乗とともに増えることが多いですが、正確な関係は媒質によります。

周波数と角周波数の関係は?

角周波数は通常の周波数の二π倍です。毎秒の周期数ではなくラジアン毎秒で振動の速さを示します。

波数とは何ですか?

二πを波長で割った値です。単位距離当たりの空間的な位相変化をラジアンで示します。

時間項の前になぜ負号があるのですか?

kx から omega t を引いた式は、時間とともに x が増えると位相を一定に保ちます。そのため x の正方向への進行を表します。

変位は負になれますか?

はい。符号はその位置と時刻で媒質が平衡位置のどちら側にあるかを示します。振幅そのものが負という意味ではありません。