パイプハウス計算機
ハウスの幅、長さ、間隔、余裕率から半円形アーチ、骨組みパイプ、被覆面積を推定します。
パイプハウスの資材見積もり
この計画モデルでは、入力したハウス幅を直径とする半円形アーチを使用します。
パイプハウス計算機について
この計算機は、半円形の骨組みを持つシンプルなトンネルハウスの概算資材数量を求めます。この形状では各アーチはハウス幅を直径とする円の半周なので、アーチ長は円周率と幅の積を二で割った値です。アーチ本数は構造物の長さを間隔で割って切り上げ、端部の一本を加えます。アーチ長と本数を掛けると、主要なアーチ用パイプの必要総延長が得られます。
被覆材は、湾曲したアーチ長とハウス長を掛け、選択した余裕率を加えて見積もります。これは半円形トンネルの屋根と側面の主な被覆です。閉じた妻面、巻き上げ側面の重ね代、出入口、地中に埋める裾、補修片、特殊な固定部は自動では含みません。これらは設計に大きく依存するため、図面やメーカーの指示に基づいて追加してください。
実際のパイプハウスは完全な半円とは限りません。ゴシックアーチ、直立側壁、尖った屋根、扁平なトンネルでは展開長が異なります。地中支柱、棟パイプ、母屋、筋交い、裾板、アンカー、扉、金物も、この単純なアーチ計算の対象外です。採用するキットや設計に実際のアーチ長が示されている場合、購入には幾何学的近似ではなくその仕様を使用してください。風荷重や積雪荷重によっては、間隔を狭める、パイプを太くする、補強を増やす、基礎を構造設計する必要があります。
間隔は本数と構造性能の両方に影響します。計算機は区間数を切り上げ、両端のアーチの間にある各区間が指定間隔を超えないようにします。実際の配置では均等割りにして、各間隔を上限より少し短くできます。累積誤差を防ぐため、同じ基準線からすべてのアーチ位置を印してください。被覆材の余裕は、クランプ固定、張り調整、端部固定、小さな裁断誤差、フィルムの公称寸法と有効寸法の差を補います。
結果は案の比較や購入リスト作成に使い、その後、実績ある施工計画と現地条件に照らして確認してください。温室用フィルムは規格の幅と長さで販売されるので、妻面側と側面側の必要な重ね代を確保できる一つ上の規格を選びます。耐紫外線性能、想定寿命、施工温度も確認してください。発注前の丁寧な数量拾いには、母屋、地中支柱、留め具、アンカー、換気部品、扉、妻面フレームも含めます。
パイプハウスの例
実用的な骨組み間隔を用いた半円形トンネルの例です。
| ハウス寸法 | 主な資材 | 計画の用途 |
|---|---|---|
| 幅 20 ft × 長さ 10 ft、間隔 4 ft | アーチ 4 本、パイプ 125.66 ft | 小型の家庭菜園用トンネル。 |
| 幅 30 ft × 長さ 12 ft、間隔 5 ft | アーチ 4 本、パイプ 188.50 ft | 幅広で短い栽培用ハウス。 |
| 幅 14 ft × 長さ 40 ft、間隔 4 ft | アーチ 11 本、パイプ 241.90 ft | 規則的な区間を持つ細長いトンネル。 |
パイプハウス資材の見積もり方法
- ハウス外寸の幅と全長を入力します。
- アーチの芯々間隔の上限を選びます。
- 重ね代と固定用の被覆材余裕率を入力します。
- アーチ本数、パイプ長、主な被覆面積を計算します。
- 購入できるパイプ長とフィルム規格に合わせて切り上げます。
パイプハウス計算機のよくある質問
どのようなアーチ形状を想定していますか?
ハウス幅を直径とする半円形を想定しています。ゴシック形状や直壁付き形状では、実際のアーチ展開長が必要です。
間隔で割った後に一本加えるのはなぜですか?
連続する区間の両端にアーチが必要なためです。区間数を切り上げて一本加えることで、入力した最大間隔を超えなくなります。
被覆面積に妻面は含まれますか?
いいえ。結果は全長に沿う曲面屋根と側面を対象とします。妻面フィルム、扉、重ね代は採用する設計に従って追加してください。
安全なアーチ間隔を決められますか?
いいえ。間隔は現地の風荷重と積雪荷重に適した実績ある設計から決める必要があります。計算機は入力された間隔を適用するだけです。
パイプ量に棟パイプや補強材も含まれますか?
いいえ。主要アーチの合計長のみです。母屋、地中支柱、筋交い、接続分の余裕は別に追加してください。