スロープ計算機

高低差と水平距離から、スロープの長さ、勾配、角度、比率、ADA指針への適合状況を計算します。

スロープの寸法
高低差と水平距離は同じ単位で入力してください。一般的なアクセシビリティ寸法と比較しやすいよう、インチを使用します。

スロープの勾配と長さについて

スロープは垂直方向の高低差を緩やかな傾斜経路に変えます。計画は垂直の高低差と水平距離の2つの測定から始まります。高低差は上下の仕上げ面の高さの差、水平距離は傾斜部分に使える水平な長さです。計算機はこれらを直角三角形の2辺とみなし、三平方の定理で表面長さ、高低差を水平距離で割って勾配率、その比の逆正接で角度を求めます。比率は、1単位上がるために何単位の水平移動が必要かを表します。 アクセシビリティ指針では、利用可能な経路のスロープの最大縦断勾配を一般に1:12としています。つまり1インチの高低差に対し、少なくとも12インチの水平距離が必要で、約8.33パーセントの勾配です。ここに表示する判定は入力形状とこの一般的な指針の比較であり、計画用の参考であって許可の判断ではありません。各傾斜区間の高低差制限、水平な踊り場、手すり、縁部保護、有効幅、操作スペース、適切な横断勾配も求められる場合があります。施工前には必ず地域の建築法規と適用されるアクセシビリティ基準を確認してください。 未仕上げの骨組みや粗地盤ではなく、仕上げ面の間で測定します。進入経路に高低差がある場合は、測定した水平距離を短くするのではなく敷地計画に織り込んでください。高低差と水平距離の単位は統一します。小さな高低差にはインチが便利ですが、比率自体は無次元です。表面長さは傾斜に沿うため水平距離より少し長くなります。床板、コンクリート型枠、滑り止め仕上げ、既製スロープ部材の見積もりではこの違いが重要です。 計算上の勾配が適切でも、それだけで使いやすいスロープになるとは限りません。排水、風雨、扉周辺の空間、旋回場所、接続部、利用者のニーズが最終設計に影響します。空間に余裕があれば、緩い勾配は快適さと操作性を高めます。結果は初期配置と案の比較に用い、最終計画は有資格の専門家に現行法規と現場条件に照らして確認してもらってください。

スロープ計算の例

寸法計算した形状計画上の注意
高低差30 in、水平距離360 in長さ361.25 in、8.33パーセント、1:12一般的なADA縦断勾配指針と一致します。
高低差24 in、水平距離192 in長さ193.49 in、12.5パーセント、1:8一般的な利用可能経路の指針に対して急すぎます。
高低差18 in、水平距離270 in長さ270.6 in、6.67パーセント、1:15勾配は緩やかですが、より長い水平空間が必要です。

スロープの計算方法

  1. 上下の仕上げ面間の垂直高低差を測ります。
  2. スロープの傾斜区間に使える水平距離を測ります。
  3. 両方をインチで入力し、「スロープを計算」を選びます。
  4. 詳細配置を作成する前に、長さ、勾配、角度、比率、指針への適合状況を確認します。

スロープ計算機のよくある質問

1:12の勾配とは何ですか?

垂直に1単位上がるごとに12単位の水平距離がある勾配です。約8.33パーセントに相当します。

1:12なら自動的にADA適合になりますか?

いいえ。縦断勾配は要件の1つにすぎません。幅、踊り場、手すり、縁部保護、横断勾配、地域の規則も適用される場合があります。

表面長さはどう計算しますか?

高低差と水平距離を直角三角形の2辺とし、斜辺である表面長さを求めます。高低差の二乗と水平距離の二乗を足し、その平方根を取ります。

インチではなくフィートを入力できますか?

表示ラベルはアクセシビリティ計画向けにインチを使っています。単位が統一されていれば比率、勾配率、角度は正しいままですが、表示される表面長さの単位は入力に応じて読み替える必要があります。

緩いスロープを選ぶ理由は?

勾配が緩いと、多くの利用者にとって移動が楽になり操作性も向上します。ただし、より広い水平空間が必要なので、敷地の制約や踊り場の配置も検討してください。