毎時換気回数計算機

部屋の寸法と空調風量からACHを計算します。

換気回数の計算
フィートと立方フィート毎分を使い、1時間に部屋全体の空気量に相当する換気が何回行われるかを求めます。

毎時換気回数について

毎時換気回数は一般にACHと略され、送排気システムが1時間に室内容積の何倍に相当する空気を供給または排出するかを表します。広さの異なる空間の換気状態を比較するのに便利な指標です。この計算機では、まず部屋の奥行き、幅、高さを掛けて立方フィート単位の容積を求めます。次に、立方フィート毎分の風量に60を掛け、室内容積で割って毎時換気回数を算出します。 ACHは、空調の初期設計、室内空気質の検討、作業場、実験室、教室、浴室、厨房、倉庫などで役立ちます。室内容積が一定なら風量が大きいほど換気回数が増え、ファンの風量が一定なら部屋が大きいほど換気回数が減ります。そのため、ファンや空気調和設備が特定の閉鎖空間におおむね適しているかを直感的に確認できます。 ACHの目標値は一律ではありません。推奨値は在室人数、汚染源、建築基準、保健指針、作業リスクによって異なります。住宅では適度な常時換気で足りる場合でも、稼働の多い厨房、塗装区画、医療室、化学作業場などでは、大きな換気量と専用排気が必要になることがあります。また、循環空気が外気と同じ希釈効果を持つとは限りません。外気供給量、ろ過、圧力関係、局所排気が規定されている場合、ACHだけでは適合を証明できません。 この単純な計算では、直方体の空間全体で空気が均一に混ざると仮定します。実際の部屋には、給気口と還気口の間のショートサーキット、空気が滞留する隅、高天井部分、間仕切り、開いた扉、漏気、ファン性能の変動などがあります。ダクトの圧力損失により、実際の風量が公表定格と異なることもあります。精度が重要な場合は、銘板値よりも吹出口やダクトでの現場測定を基にする方が適切です。 室内の有効寸法をフィートで、実風量をCFMで入力してください。不整形の部屋では、単純な形状に分けて容積を合算し等価寸法に換算するか、区画ごとにACHを計算します。結果は計算根拠の明確な計画用概算として扱ってください。有害物質、感染対策、燃焼機器、法規制の対象となる用途の換気は、適用基準に基づき有資格の専門家が設計・検証する必要があります。

ACHの計算例

部屋と風量ACH主な用途
20 ft × 15 ft × 10 ft; 300 CFM6.00 ACH中規模の事務室や作業室
10 ft × 10 ft × 8 ft; 80 CFM6.00 ACH小さな閉鎖空間
30 ft × 20 ft × 12 ft; 600 CFM5.00 ACH広い共用スペース

ACHの計算方法

  1. 部屋の内側の奥行き、幅、平均高さをフィートで測ります。
  2. 実際の給気量または排気量を立方フィート毎分で確認します。
  3. 4つの値をすべて入力し、「ACHを計算」を選択します。
  4. 結果を、その部屋と使用状況に適用される要件と比較します。

よくある質問

6 ACHとはどういう意味ですか?

1時間の風量が計算上の室内容積の6倍という意味です。実際の混合は不完全なので、すべての空気分子が正確に6回入れ替わるわけではありません。

どのような式を使いますか?

ACHはCFMに60を掛け、立方フィート単位の室内容積で割った値です。室内容積は奥行き×幅×高さで求めます。

排気ファンの風量を使えますか?

測定対象の部屋から排出される風量であれば使えます。補給空気と圧力バランスは別途検討が必要です。

ACHが高いほど空気質は必ず良くなりますか?

必ずしもそうではありません。発生源対策、外気の質、ろ過、空気分布も重要です。過大な風量は騒音やエネルギー消費を増やすこともあります。

ACHで建築基準への適合を証明できますか?

換気の確認には役立ちますが、多くの基準では在室人数に応じた外気量なども求められます。適用法規を確認し、資格を持つ空調専門家に相談してください。