応力計算機
力と断面積から機械的応力を計算します。
機械的応力の計算
力をニュートン、荷重を受ける面積を平方メートルで入力してください。
機械的応力について
機械的応力は、材料内部の力がどの程度の強さで分布しているかを表します。工学では垂直応力を、その力を支える断面積で力を割った値として定義します:σ = F / A。力はニュートン、面積は平方メートルで測り、結果のSI単位はパスカルです。一パスカルは一平方メートル当たり一ニュートンに相当します。実際の工学で扱う応力は大きいことが多く、メガパスカルもよく使われます。一メガパスカルは百万パスカルです。
面積には、実際に荷重に抵抗する断面を使う必要があります。軸方向の引張りや圧縮を受ける直線状の棒では、荷重方向に垂直な断面積を使います。同じ力でも面積が小さければ応力は大きくなり、細い部分や穴の周囲が重要になる理由もここにあります。この計算機が示すのは公称平均応力です。局所的な応力集中、曲げ、残留応力、疲労、温度の影響、不均一な荷重分布は自動では考慮しません。
部材を引き離す荷重では引張応力、押し縮める荷重では圧縮応力、断面に平行な力ではせん断応力が生じます。力を面積で割る単純な関係は平均垂直応力に直接適用でき、適切なせん断力とせん断面積を使えば平均せん断応力にも適用できます。符号の慣習は分野によって異なるため、このツールは力の大きさを使い、ゼロ以上の応力の大きさを返します。
結果は初期の工学的確認に使い、完全な安全評価とはみなさないでください。プロジェクトに必要な安全率、荷重組合せ、規準、環境条件の補正を適用し、計算応力を適切な許容応力や材料強度と比較してください。入力前に力と面積の単位が整合していることを確認しましょう。面積が平方ミリメートルの場合は、0.000001 を掛けて平方メートルに換算します。意味のある結果には、正確な単位換算と荷重伝達経路の把握が不可欠です。
応力の計算例
SI単位で σ = F / A を適用した例です。
| 力と面積 | 応力 | 想定状況 |
|---|---|---|
| 1,000 N; 0.01 m² | 100,000 Pa (0.1 MPa) | 小さな軸方向荷重 |
| 50,000 N; 0.002 m² | 25,000,000 Pa (25 MPa) | 荷重を受ける金属断面 |
| 12,000 N; 0.0004 m² | 30,000,000 Pa (30 MPa) | 小さな断面 |
応力の計算方法
- 作用する力をニュートンで入力します。
- 荷重を支える断面積を平方メートルで入力します。
- 「応力を計算」を選び、力を面積で割ります。
- パスカルとメガパスカルの結果を確認します。
応力計算のよくある質問
どの計算式を使っていますか?
σ = F / A を使います。F は力、A は荷重を受ける断面積です。結果はパスカル単位の平均垂直応力です。
MPa でも表示するのはなぜですか?
工学で扱う応力はパスカルでは数値が大きく読みにくくなります。一 MPa は 1,000,000 Pa なので、換算値のほうが材料データと比較しやすくなります。
面積を平方ミリメートルで入力できますか?
入力単位は平方メートルです。計算前に換算してください。mm² の値に 0.000001 を掛けると m² になります。
引張応力と圧縮応力の両方を計算できますか?
はい。軸方向の引張りと圧縮には同じ平均垂直応力の大きさの式を使えます。この計算機は大きさのみを表示し、引張りや圧縮を示す符号は付けません。
公称応力は最大応力ですか?
必ずしもそうではありません。穴、切欠き、偏心荷重などにより局所応力が高くなる場合があります。最大応力が重要な場合は、応力集中解析やより詳細なモデルを使用してください。