ピアソン相関係数計算機

対応する二組の数値データ間の線形関係の強さと方向を測定します。

ピアソン相関を計算
対応する X と Y の観測値を、カンマ、空白、セミコロンで区切って入力してください。

ピアソンの相関係数について

ピアソンの相関係数は通常 r と書き、二つの数値変数間の線形関係の方向と強さを要約します。値は負の一から正の一の範囲です。正の値は大きい X に大きい Y が伴う傾向を、負の値は大きい X に小さい Y が伴う傾向を示します。ゼロに近い値は線形の関連が弱いことを示しますが、強い非線形関係が存在する可能性はあります。 計算では最初に各データ群の平均を求めます。各観測値から対応する平均を引いて中心化し、対応する中心化値同士の積を合計します。この積和を、二群それぞれの偏差平方和の積の平方根で割ります。単位が相殺されるため r は無次元で、異なる尺度で測定した関係を比較できます。 決定係数 R² はピアソンの r の二乗です。切片を含む単回帰では、応答変数の変動のうち説明変数との線形関係で説明される割合を表します。二乗すると符号がなくなるため、方向が重要な場合は r 自体も確認してください。例えば r が 0.8 と負の 0.8 の場合、どちらも決定係数は 0.64 ですが、傾向は逆です。 表示される t 統計量は、通常の仮定の下で母相関がゼロという帰無仮説を検定するためのものです。自由度は n から 2 を引いた値で、相関の絶対値や標本サイズが大きいほど統計量の絶対値も大きくなります。数学的に完全な正または負の相関では分母がゼロになるため、無限大と表示されます。統計的有意性は、実務上の重要性、因果関係、交絡がないことを証明しません。 ピアソン相関は、観測が独立し、変数が量的で、パターンがおおむね線形であり、影響の大きい外れ値がない場合に最も有用です。曲線、集団のまとまり、一つの極端な点で r が誤解を招くことがあるため、数値結果には散布図を添えてください。対応しない観測や並べ替えた観測で相関を取らないでください。各 X は、同じ人、物、場所、期間について測定した Y と必ず対応させます。 探索的データ分析、品質管理、研究、予測の確認、授業の演習に活用できます。対応する値を貼り付け、両リストの長さが同じか確認し、一般的な強弱の区分だけに頼らず、測定の背景に沿って係数を解釈してください。

ピアソン相関の例

同じ種類の係数で、正、負、弱い線形パターンを表せます。

対応するデータ結果解釈
X: 1,2,3,4,5; Y: 2,4,6,8,10r = 1.000000各 Y が X のちょうど二倍なので、完全な正の相関になります。
X: 1,2,3,4,5; Y: 10,8,6,4,2r = -1.000000X が増えると Y が一定の割合で減るため、完全な負の相関になります。
X: 1,2,3,4,5; Y: 2,1,4,3,5r = 0.800000明確ですが完全ではない、正の線形傾向があります。

相関の計算方法

  1. 最初の変数の観測値を元の順序で入力します。
  2. 二つ目の変数の対応する観測値を、同じ順序と件数で入力します。
  3. 「相関を計算」を選び、ピアソンの r、決定係数、t 統計量を求めます。
  4. 散布図と専門分野の背景を踏まえて、符号と大きさを解釈します。

ピアソン相関のよくある質問

相関がゼロとはどういう意味ですか?

データ全体に線形の関連がないことを意味します。強い曲線関係などの非線形パターンは残り得るため、グラフを確認してください。

相関は因果関係を証明しますか?

いいえ。相関は観測された組の関連を記述するだけです。交絡、逆因果、選択効果、偶然によってパターンが生じる場合もあります。

強い相関とはどのくらいですか?

強さの判断は分野、測定の信頼性、意思決定の内容によります。一律の基準を避け、関連分野の目安と比較してください。

長さが異なるリストを使えますか?

いいえ。各 X にちょうど一つの Y が対応する必要があります。長さが異なるリストは有効な組を作れないため、計算機は受け付けません。

外れ値はピアソンの r にどう影響しますか?

影響の大きい一点だけで係数が大幅に増減したり、符号が逆転したりします。r を報告する前に散布図を確認し、通常と異なる観測を調べてください。