組立除法計算機
多項式を一次式で割り、商の係数と余りをすぐに求めます。
多項式の組立除法
次数の高い順に係数を入力し、欠けている次数にはゼロを入れてください。
係数をコンマで区切り、欠けている次数には必ずゼロを入力してください。
除式を x − c と表したときの c を、符号も含めて入力してください。
組立除法について
組立除法は、多項式を最高次の係数が一である一次式で割るための簡潔な方法です。筆算で変数や累乗を繰り返し書く代わりに、順序どおりに並べた係数だけを扱います。除式が x − c の場合、各段階の掛け算と足し算に c を使います。最後の行には商の係数が並び、その後に余りが続きます。
まず最高次の係数をそのまま下ろします。その値に c を掛け、次の係数に加えます。新しい合計に c を掛けて次の係数に加え、すべての係数を使うまで繰り返します。最後の値以外は、元の多項式より次数が一つ低い商の係数です。最後の値が余りになります。この計算機は入力値にホーナー法と同様の手順を適用し、結果を小数点以下六桁に丸めて表示します。
係数の順序は重要です。最高次の係数から始め、次数を一つずつ下げて定数項まで入力してください。欠けている次数はゼロで表す必要があります。例えば二次の項がない三次式でも、二番目をゼロとして四つの係数が必要です。このゼロを省くと、それ以降の係数が誤った次数に対応し、割られる多項式が変わってしまいます。
組立除法は剰余の定理に直接つながっています。多項式を x − c で割った余りは、その多項式に c を代入した値に等しくなります。余りがゼロなら、c は根であり、x − c は因数です。そのため、有理根の候補の確認、高次式の因数分解、有理関数の簡単化、多項式の効率的な値の計算に役立ちます。因数定理や多項式の筆算と併せて学ぶことが多い方法です。
この計算機は正、負、ゼロ、小数を含む実数係数に対応します。除式はモニックな一次式を想定し、式全体ではなく c を入力します。除式が x + 2 なら x − (−2) と書き換え、負の 2 を入力してください。最高次の係数が一でない除式は、先に係数をくくり出すか、多項式の筆算で扱う必要があります。出力は整形した数式ではなく係数なので、変数名の曖昧さがなく、別の計算にもコピーしやすくなっています。
組立除法の例
| 係数と除式の値 | 商と余り | 解釈 |
|---|---|---|
| 1, -6, 11, -6、c は 1 | 商の係数 1, -5, 6;余り 0 | 除式は元の多項式の因数です。 |
| 2, 3, -5、c は 2 | 商の係数 2, 7;余り 9 | 多項式に 2 を代入しても 9 になります。 |
| 1, 0, -4、c は 2 | 商の係数 1, 2;余り 0 | ゼロが欠けている一次の項の位置を保ちます。 |
| 1, 5, 6、c は負の 2 | 商の係数 1, 3;余り 0 | 負の 2 を入力すると x + 2 による除算になります。 |
組立除法の使い方
- 多項式の係数を最高次から定数項まで順に入力します。
- 欠けている次数にはゼロの係数を入れます。
- 除式 x − c の c を入力します。
- 「多項式を割る」を選択し、商の係数と余りを確認します。
組立除法のよくある質問
組立除法はいつ使えますか?
標準的な方法は x − c と表せるモニックな一次式で割る場合に使えます。より一般的な除式には拡張した方法や多項式の筆算が必要です。
なぜゼロの係数を入力する必要があるのですか?
各位置は、次数の高い順に特定の累乗に対応します。ゼロが欠けた次数の場所を保ち、後の項が正しく対応するようにします。
余りがゼロとはどういう意味ですか?
割り切れ、選んだ一次式が因数であることを意味します。言い換えると、c は元の多項式の根です。
x に数を足した形の除式はどう入力しますか?
足し算を負の数の引き算に書き換えます。x + 2 なら、除式の値 c に負の 2 を入力します。
組立除法とホーナー法の関係は?
どちらも同じ値を掛けて次の係数を足す操作を繰り返します。ホーナー法は多項式の値を求め、組立除法は途中の値を商の係数として残します。