所得需要弾力性の計算と分類

数量と所得の変化から所得需要弾力性を測定し、財を劣等財、必需品、ぜいたく品に分類します。

需要量と所得の開始値・終了値を入力して、所得需要弾力性と財の分類を計算します。

所得需要弾力性の計算と分類
数量と所得の変化から所得需要弾力性を測定し、財を劣等財、必需品、ぜいたく品に分類します。

所得需要弾力性計算機について

所得需要弾力性(YED)は、消費者の所得が変化したときに需要量がどう変わるかを示します。この計算機は2つの観測値に点弾力性の公式を適用し、YEDの符号と大きさを明確にします。 YED = ((Q2 − Q1) / Q1) ÷ ((I2 − I1) / I1)。負の値は所得上昇時に需要が減る劣等財、0以上1未満は必需品、1以上はぜいたく品です。初期需要量と初期所得は正で、所得の2つの値は異なる必要があります。 需要量が 100 から 120、所得が 2,000 から 2,500 になると YED は 0.80 で必需品です。需要量が 90 に下がると −0.40 で劣等財です。需要量が 100 から 150、所得が 2,000 から 2,200 なら YED は 5.00 で、ぜいたく品の反応です。 点弾力性は価格や嗜好など他の変化に左右されます。分類を価値判断とみなさず、価格弾力性とデータの妥当性も確認してください。

所得需要弾力性の例

各例は YED = 需要量の変化率 ÷ 所得の変化率を使います。

入力所得弾力性注記
数量 100 → 120、所得 2,000 → 2,5000.80数量は 20%、所得は 25% 増え、通常の必需品です。
数量 100 → 90、所得 2,000 → 2,500-0.40所得上昇時に需要が減るため劣等財です。
数量 100 → 150、所得 2,000 → 2,2005.00数量は 50%、所得は 10% 増え、ぜいたく品です。

所得需要弾力性の計算方法

  1. 所得変化前後の需要量を入力します。
  2. 同じ通貨単位で初期所得と最終所得を入力します。
  3. 「計算」を選び、YEDと変化率、分類を確認します。
  4. 最終需要量を変えて分類の感度を確認します。
  5. 予測に使う前に価格などが安定していたか確認します。

所得需要弾力性 FAQ

必需品とぜいたく品の違いは?
どちらも YED が0以上の正常財です。必需品は1未満、ぜいたく品は1以上です。
所得弾力性が1を超えても正常財ですか?
はい。正の YED は正常財です。1を超えると所得弾力的で、計算機ではぜいたく品と表示します。
所得変化が0だと計算できないのはなぜ?
所得の変化率が0では割り算が定義できません。異なる2つの所得値を使ってください。
弧弾力性ですか、点弾力性ですか?
初期値を基準にする点弾力性です。弧弾力性は始点と終点の平均を使います。
YEDが負なら商品をやめるべきですか?
必ずしもそうではありません。劣等財にも大きな市場があります。