カッチ・マカードル計算機

除脂肪体重と体脂肪から基礎代謝量を推定し、活動レベルに応じた一日の維持カロリーを計算します。

カッチ・マカードル式で基礎代謝を計算
体重と推定体脂肪率を入力し、普段の生活に最も近い活動レベルを選んでください。

カッチ・マカードル式について

カッチ・マカードル式は除脂肪体重から基礎代謝量を推定します。基礎代謝量(BMR)とは、完全に安静な状態で、血液循環、呼吸、体温調節、細胞活動などの基本機能を維持するために一日に使うと推定されるエネルギーです。年齢、性別、身長、総体重を使う式とは異なり、体組成を直接利用するため、体脂肪率の正確さが特に重要です。 まず総体重を除脂肪体重に換算します。除脂肪体重は、体重に「一から小数表記の体脂肪率を引いた値」を掛けたものです。基礎代謝量は 370 に、キログラム単位の除脂肪体重の 21.6 倍を加えて求めます。体重 80 kg、体脂肪率 20% の人なら除脂肪体重は 64 kg、推定基礎代謝量は一日 1,752 kcal です。脂肪組織と除脂肪組織では代謝に必要なエネルギーが異なるため、同じ体重の二人でも推定値は異なり得ます。 さらに基礎代謝量に活動係数を掛け、維持カロリーの大まかな目安を示します。座りがちな場合は 1.2、中程度の活動は 1.55、非常に活発な場合は 1.725 を使います。これらは運動と日常の動きをまとめた大まかな分類で、個人を完全には表せません。職業、歩数、トレーニング量、回復状態、気候、成長、妊娠、病気、薬、減量中の適応変化なども実際の消費エネルギーに影響します。 体脂肪測定も大きな不確実性の要因です。家庭用体組成計、皮下脂肪厚計、周囲径による方法、空気置換法、画像検査は同じ結果にはなりません。水分状態、直前の食事や運動、機器の設定、測定者の技量によって値が変わることがあります。傾向を追うには、一度の推定を正確な値とみなさず、似た条件で同じ方法を使いましょう。体脂肪率のわずかな誤差でも除脂肪体重が変わり、基礎代謝量の計算に影響します。 維持カロリーは数週間の体重推移と照らし合わせて評価するのが適切です。日々の体重変動は主に水分、グリコーゲン、食物の重さ、消化を反映し、直ちに脂肪が変わったことを意味しません。推定値を出発点にし、摂取量と結果を継続的に記録して少しずつ調整してください。アスリート、持病や摂食障害のある人、妊娠中・授乳中の人、大きな体重変化を目指す人は、資格を持つ医療・健康の専門家に個別の助言を求めてください。このツールは学習用であり、代謝の健康状態を診断したり栄養処方を行ったりするものではありません。

カッチ・マカードル式の計算例

体組成基礎代謝量維持カロリーの例
80 kg、体脂肪率 20%1,752.4 kcal/day除脂肪体重 64 kg。中程度の活動での維持カロリーは 2,716.2 kcal/day。
60 kg、体脂肪率 25%1,342 kcal/day除脂肪体重 45 kg。座りがちな場合の維持カロリーは 1,610.4 kcal/day。
90 kg、体脂肪率 15%2,022.4 kcal/day除脂肪体重 76.5 kg。非常に活発な場合の維持カロリーは 3,488.6 kcal/day。

カッチ・マカードル計算機の使い方

  1. 現在の体重をキログラムで入力します。
  2. 一貫した方法で測定または推定した体脂肪率を入力します。
  3. 運動と日常の動きに最も近い活動区分を選びます。
  4. 「基礎代謝を計算」を選び、維持カロリーは厳密な指示ではなく最初の目安として使います。
  5. 推定値を数週間の傾向と比較し、食事を大きく変える場合は専門家に相談します。

カッチ・マカードル式のよくある質問

カッチ・マカードル式とは何ですか?

基礎代謝量は 370 に、キログラム単位の除脂肪体重の 21.6 倍を加えた値です。除脂肪体重は総体重に、一から小数表記の体脂肪率を引いた値を掛けて求めます。

他の基礎代謝式より正確ですか?

除脂肪体重を考慮するため、体組成が正確に分かる場合に有用です。体脂肪率の推定が不正確だと、測定しやすい項目を使う式より信頼性が低くなることもあります。

基礎代謝量と維持カロリーはどう違いますか?

基礎代謝量は完全安静時に基本機能を維持するエネルギーの推定です。維持カロリーは活動係数を加味して一日の総消費量を近似します。

どの活動レベルを選べばよいですか?

計画的な運動と日常の動きの両方に最も近い区分を選んでください。迷う場合は控えめな推定から始め、数週間の実際の結果と比較しましょう。

減量や増量のためにこの数値を使えますか?

最初の参考値にはなりますが、実際の必要量は人によって異なり、時間とともに変わります。少しずつ調整して傾向を追い、健康リスクや大きな目標がある場合は資格を持つ専門家に相談してください。