支点計算機
理想的なてこの両側にかかる荷重の釣り合い位置を求めます。
支点の位置
2つの力とその間隔を入力し、モーメントが釣り合う支点を求めます。
支点位置とてこの釣り合いについて
支点とは、てこが回転する中心です。下向きの力が支点の両側に作用する場合、支点まわりの力のモーメント、つまりトルクが等しいときにのみ釣り合います。この計算機は、既知の距離だけ離れた2つの力の間で釣り合う位置を求めます。てこは剛体で自重がなく、力はてこに垂直、支点には摩擦がないと仮定します。
左の力を F1、右の力を F2、全間隔を L とすると、平衡条件は F1d1 = F2d2 と d1 + d2 = L です。これを解くと d1 = F2L/(F1 + F2)、d2 = F1L/(F1 + F2) となります。大きい力は支点に近く、小さい力は長い腕に作用する必要があります。力が等しければ支点はちょうど中央です。
表示どおり力はニュートン、距離はメートルで入力できます。両方の力とすべての長さにそれぞれ同じ単位を使えば、別の単位でも幾何学的な比は変わりません。結果の距離は原理上、入力した長さの単位に従いますが、画面では混用防止のためメートルと表示します。元の値が質量なら、それぞれに同じ重力加速度を掛けます。この共通係数は相殺されるため、重力が同じ場所では同一単位の質量も比例する荷重として比較できます。
実際のてこでは、重心に作用する梁の自重、斜めの力、軸受の摩擦、支承の幅なども影響します。追加の荷重はそれぞれ符号付きのモーメントを生むため、力とモーメントを正しく合成せずにこの2荷重の式へ置き換えることはできません。シーソー、単純な釣り合い梁、静力学の基礎問題、初期配置の検討にご利用ください。構造用の揚重装置では、部品選定や安全な運転の承認前に、自重、動荷重、材料強度、支点反力、適切な安全率も考慮してください。
支点位置の計算例
| 入力 | 左右の作用点からの距離 | 説明 |
|---|---|---|
| 左 100 N、右 50 N、間隔 3 m | 1 m、2 m | 支点は大きい力がかかる左側に近くなります。 |
| 左 80 N、右 120 N、間隔 5 m | 3 m、2 m | 大きい力がかかる右側の腕が短くなります。 |
| 左 200 N、右 200 N、間隔 4 m | 2 m、2 m | 等しい荷重は中央で釣り合います。 |
支点の求め方
- 両側の力を同じ力の単位で測定します。
- 作用点間の直線距離を測定します。
- 3つの正の値を入力し、「支点位置を計算」を選びます。
- どちらかの作用点から表示された距離を測り、支点を配置します。
よくある質問
なぜ支点は重い荷重に近くなるのですか?
トルクは力と垂直距離の積です。小さい力が長い腕で生むトルクと釣り合うには、大きい力の腕を短くする必要があります。
力の代わりに質量を入力できますか?
両方に同じ重力が働く場合、換算係数が相殺されるので比例する質量を使えます。厳密な SI 計算では、先に質量をニュートン単位の力に換算してください。
てこ自体の重さは影響しますか?
はい。実際のてこの重さは重心で追加のモーメントを生みます。この2力の計算では、自重が無視できるか、別途支持されていると仮定します。
力が斜めに作用する場合は?
てこに垂直な成分だけがトルクを生みます。この簡易計算を使う前に、斜めの力を成分に分解してください。
力が等しい場合はどうなりますか?
両側の力が等しい場合、回転の平衡には同じ腕の長さが必要です。そのため支点は作用点間の中央になります。