稼働時間計算機

サービスの可用性、停止時間、平均故障間隔、平均修復時間を計算します。

稼働時間と信頼性を計算
稼働時間とインシデント件数からサービスの実績をまとめます。

稼働時間計算機について

稼働時間計算機は、測定期間中にシステム、サーバー、ネットワーク、アプリケーション、サービスがどの程度安定して動作していたかをまとめます。観測時間の合計、利用可能だった時間、故障回数を入力すると、可用性の割合、累積停止時間、平均故障間隔、平均修復時間を表示します。サービス水準の報告、信頼性の見直し、容量の検討、運用期間どうしの比較に役立つ指標です。 可用性は稼働時間を合計時間で割り、百を掛けた値です。停止時間は合計時間と稼働時間の差です。平均故障間隔 MTBF は稼働時間を故障回数で割り、平均修復時間 MTTR は停止時間を同じ件数で割ります。年間 8,760 時間のうち 8,751.24 時間利用可能で、故障が二回なら、可用性は 99.90 パーセント、停止は 8.76 時間、MTBF は 4,375.62 時間、MTTR は 4.38 時間です。 結果を使う前に測定範囲を定義してください。合計時間は暦月、営業時間、予定されたサービス時間などが考えられます。稼働時間もまったく同じ範囲で測ります。計画保守、性能低下、上流事業者の障害、一部地域の停止を停止時間に含めるかは組織によって異なります。システムや報告期間の間でこれらの方針が一貫していて初めて、割合に意味があります。 MTBF と MTTR は平均値であり、個々のインシデントの分布や深刻さは表しません。短い故障二回と長い故障一回が、同じ長さの故障三回と同じ平均修復時間になる場合もあります。集計値と併せてインシデント記録を確認してください。復旧可能なソフトウェアサービスでは、MTBF は物理部品の工学的寿命ではなく、インシデント間の平均正常稼働時間として解釈されることが一般的です。 観測期間が長いと、可用性の割合が大きな停止時間を見えにくくすることがあります。SLA の小数桁が一つ増えるだけで、年間の停止時間が数時間、数分変わる場合があります。逆に短い障害は、年次報告より一日分の報告に大きく影響します。判断に適した期間を選び、元データに十分な精度を保ってください。この計算機は算術指標を提供するもので、監視は行いません。信頼できる結果には完全なタイムスタンプ、明確なインシデント定義、停止時間の正確な分類が必要です。

稼働時間の計算例

運用記録信頼性の結果解釈
合計 8,760 hr、稼働 8,751.24、故障 2 回99.90%;停止 8.76 hrMTBF 4,375.62 hr;MTTR 4.38 hr。
合計 720 hr、稼働 718、故障 4 回99.72%;停止 2 hrMTBF 179.5 hr;MTTR 0.5 hr。
合計 168 hr、稼働 167.5、故障 1 回99.70%;停止 0.5 hrMTBF 167.5 hr;MTTR 0.5 hr。

システムの稼働時間を計算する方法

  1. 報告期間を選び、その全体を時間単位で表します。
  2. サービスが利用可能だった時間を入力します。
  3. インシデント方針に従って記録された故障回数を入力します。
  4. 「信頼性を計算」を選び、適用される目標と指標を比較します。

稼働時間計算機のよくある質問

可用性はどう計算しますか?

稼働時間を測定時間の合計で割り、百を掛けます。稼働時間と合計時間は同じ単位、同じ報告範囲にそろえます。

MTBF とは何ですか?

平均故障間隔で、稼働時間をインシデント件数で割った値です。記録された故障の間の平均正常稼働時間を表します。

MTTR とは何ですか?

平均修復時間で、総停止時間を故障回数で割った値です。平均復旧時間を示しますが、インシデントのばらつきは表しません。

計画保守も停止時間に含めますか?

サービス契約と報告方針によります。期間やシステムを比較するときは、同じ定義を一貫して適用してください。

なぜ故障が一回以上必要なのですか?

MTBF と MTTR は件数を除数に使います。故障がなければこの二つの平均は定義されませんが、可用性は測定できます。