モルタル計算ツール

組積、目地、敷きモルタル、塗り仕上げに必要なセメント、砂、練り上がりモルタル体積を見積もります。

モルタル材料を計算
施工面積、平均モルタル厚さ、希望するセメントと砂の配合比を入力してください。

モルタル計算ツールについて

モルタル計算ツールは、測定した面積を指定した平均厚さで覆うのに必要な練り上がり体積を見積もり、乾燥状態のセメントと砂の量に換算します。練り上がり体積は、厚さをミリメートルからメートルに換算して面積に掛けた値です。乾燥材料のかさ体積は完成したモルタルより大きいため、このツールでは乾燥体積係数 1.33 を適用します。補正後の体積を選択したセメントと砂の比率で分け、セメント分は一立方メートル当たり 1,440 キログラムのかさ密度でキログラムに換算します。 面積と厚さによる方法は、塗り仕上げ、下塗り、舗装の敷き層、目地補修範囲、有効な目地面積を見積もった組積に適しています。れんが壁やブロック壁では、横目地と縦目地の合計体積を求めるか、類似工事の実測施工量を基準にしてください。不規則な組積や深くくぼんだ目地では、単純な表面積からの想定より多くの材料が必要になります。 配合比は、ほぐれた乾燥材料の体積比を示します。1:3 はセメント一に対して砂三で、1:6 よりセメントが多い配合です。適切な比率は、組積の強度、暴露環境、変位、下地の吸水性、地域の基準、モルタル仕様によって異なります。強ければよいとは限りません。セメントが多く硬すぎるモルタルは、歴史的建造物の軟らかいれんがや石材と適合しないことがあります。単に使用量を減らすために比率を選ぶのではなく、工事仕様と材料メーカーの指針に従ってください。 石灰、可塑剤、顔料、混和剤、水は、モルタルの種類や現場条件によって配合が変わるため、この見積もりには含みません。砂の含水状態と粒度は実測かさ体積に影響し、混練、運搬、下地への吸収、落下、目地仕上げによってロスが生じます。特に少量ずつ練る場合や粗い組積材を使う場合は、発注時に適切なロスを見込んでください。袋入りセメントは、計算質量を地域の袋容量に合わせて袋数単位で切り上げます。 測定条件をそろえ、厚さが変わる範囲は分けて計算してください。表示値は計画用の概算であり、配合設計の認証ではありません。校正した容器で材料を計量し、均一で施工しやすい硬さに練り、所定の可使時間を守ってください。凝結が始まった後の加水による練り直しは避けます。構造組積、修復工事、厳しい暴露環境では、選んだモルタルの区分を設計者や供給業者に確認してください。

モルタルの計算例

面積・厚さ・配合比材料の見積もり用途
10 m²、10 mm、1:4セメント 38.3 kg、砂 0.106 m³一般的な敷きモルタル
25 m²、12 mm、1:3セメント 143.6 kg、砂 0.299 m³セメント量の多い塗り層
15 m²、8 mm、1:6セメント 32.8 kg、砂 0.137 m³セメント量の少ないモルタル層

モルタル量の見積もり方法

  1. 総施工面積または有効な目地面積を平方メートルで測定します。
  2. 仕上がりの平均モルタル厚さをミリメートルで見積もります。
  3. 指定されたセメントと砂の配合比を選択します。
  4. 「モルタル量を計算」を選び、ロスを見込んで購入量を切り上げます。

よくある質問

乾燥体積が練り上がり体積より大きいのはなぜですか?

ほぐれた乾燥材料には空隙があり、粒子が水と混ざるとその空隙が減ります。乾燥体積係数は、この締まりを補う材料量を見込むものです。

モルタルの配合比 1:4 とは何ですか?

セメント一体積に対して砂四体積を混ぜるという意味です。袋の体積は異なることがあるため、必ずしも一袋に対して四袋ではありません。

ロスはどれくらい見込めばよいですか?

小規模で単純な工事では、五〜十パーセント程度の余裕が目安です。粗い組積、慣れない作業、少量の繰り返し混練では、より多く見込む場合があります。

水や石灰は見積もりに含まれますか?

いいえ。結果はセメントと砂だけです。水、石灰、可塑剤、着色材などの添加物は、指定されたモルタルの仕様に従ってください。

れんが積みに使えますか?

はい。面積と平均厚さがモルタル目地全体を正確に表していれば使えます。精密な施工では、れんが寸法と実際の目地厚さから目地体積を求めてください。