アモキシシリン小児用量計算機

処方された体重当たりのアモキシシリン用量を、1日量と1回量のミリグラム数、1回分の懸濁液のミリリットル数に換算します。

小児のアモキシシリン用量
処方権限を持つ医療者が決めた用量と投与間隔のみを使用し、薬瓶の濃度を確認してください。

小児のアモキシシリン用量について

アモキシシリンは、感受性のある細菌による感染症に使用するペニシリン系抗菌薬です。小児の処方は体重1キログラム当たりの1日ミリグラム数で示されることが多いものの、適切な用量は体重だけでは決まりません。感染症の種類と重症度、地域の耐性状況、年齢、腎機能、アレルギー歴、剤形、推奨最大用量を考慮する必要があります。医師が診断し、用量範囲と投与予定を選択しなければなりません。抗菌薬はウイルス性の風邪やインフルエンザには効かず、不必要な使用は副作用や薬剤耐性につながります。 この計算機は、処方者が体重当たりの1日用量を選んだ後に単位換算を行います。体重(キログラム)に処方された1日用量を掛けて、1日の総ミリグラム数を求めます。それを2回または3回に分けて1回のミリグラム数を計算します。最後に、選択した懸濁液の表示をミリリットル当たりのミリグラム数に換算し、1回量をその濃度で割ります。例えば5 mL当たり250 mgは、mL当たり50 mgです。したがって360 mgの指示は、この懸濁液7.2 mLに相当します。 アモキシシリン液剤には複数の濃度があり、同じ体積で置き換えられないため、毎回薬局のラベルを読んでください。指示どおりに振り混ぜ、台所のスプーンではなく経口投与用シリンジなどの校正された器具で量ります。交付された製品の保管・廃棄指示に従ってください。複数の人が世話をする場合は投与記録を残し、残った抗菌薬や他人の処方薬は決して使用しないでください。計算液量が薬局のラベルと異なる場合は中止して薬剤師に連絡し、自分でどちらかを選ばないでください。 呼吸困難、顔の腫れ、広範囲の水疱性発疹、強い脱力など、重いアレルギー反応の兆候があれば至急助けを求めてください。嘔吐が続く、激しい下痢、症状の悪化、飲み忘れ、治療の完了方法が不明な場合は担当医療者に連絡してください。新生児、腎機能が低下した子ども、成人に近い体重の子どもでは、特別な上限や投与間隔が必要なことがあります。この計算機は算術補助にすぎず、アモキシシリンの処方、感染症の特定、1日最大量の考慮、専門家による薬剤確認の代わりにはなりません。

アモキシシリン用量の例

いずれも処方者が選択済みの用量を、液量に換算する例です。

処方の入力値計算された用量換算
18 kg、40 mg/kg/day、1日2回、5 mL当たり250 mg1回360 mg、または7.20 mL1日総量720 mgを均等に2回に分けます。
25 kg、80 mg/kg/day、1日2回、5 mL当たり400 mg1回1000 mg、または12.50 mL選択した懸濁液は1ミリリットル当たり80 mgを含みます。
12 kg、20 mg/kg/day、1日3回、5 mL当たり125 mg1回80 mg、または3.20 mL1日総量240 mgを3回に分けます。

用量の計算方法

  1. 子どもの現在の実測体重をキログラムで入力します。
  2. 処方者が記載した体重当たりの1日用量と投与回数を選びます。
  3. 懸濁液の濃度を薬局の薬瓶ラベルに正確に合わせます。
  4. 「小児用量を計算」を押し、すべての結果を処方と照合します。

小児のアモキシシリンに関する質問

感染症に合う用量を選べますか?

いいえ。感染症によって用量範囲、投与予定、期間、上限が異なるため、処方権限を持つ医療者が治療法を決める必要があります。

1回のミリグラム数はどう計算しますか?

体重に処方された体重当たりの1日ミリグラム数を掛けます。その1日総量を予定された1日の投与回数で割ります。

懸濁液の濃度が重要なのはなぜですか?

同じ液量でも製剤によって含まれるミリグラム数は大きく異なります。濃度を誤ると、大幅な過少投与や過量投与につながります。

アモキシシリン液剤をスプーンで量ってよいですか?

正確に量るため、経口投与用シリンジや校正された薬用計量器を使用してください。家庭用ティースプーンは大きさが一定でなく、投薬には使わないでください。

子どもにペニシリンアレルギーがある場合は?

処方者がアレルギー歴を確認していない限り、投与しないでください。呼吸困難や顔の腫れなどの緊急症状には、直ちに医療支援が必要です。