頂点法計算機

実行可能領域の頂点を評価し、二変数の線形計画問題を解きます。

線形計画の頂点法
目的関数と、左辺が上限以下となる制約を二つ入力してください。

x がゼロ以上、y がゼロ以上という非負条件も適用します。

頂点法について

線形計画は、線形制約を満たしながら線形の目的関数を最適化します。決定変数が二つの場合、各不等式は座標平面上の半平面を表し、その共通部分が実行可能領域です。この領域が有界で空でないとき、目的値の最大または最小は一つ以上の頂点で達成されます。頂点は極点とも呼ばれます。頂点法はこの性質により、連続的な探索を有限個の評価に置き換えます。 この計算機は cx 掛ける x と cy 掛ける y の和という目的関数と、ax 掛ける x と by 掛ける y の和が上限以下という制約を二つ受け付けます。標準的な非負条件も課すため、x と y は負になりません。原点、両座標軸との交点、二つの制約境界線の交点から頂点候補を作り、どちらかの不等式に違反する候補を除きます。 実行可能な頂点を求めた後、各点を目的関数に代入します。最大化なら最大の値、最小化なら最小の値を採用します。表示される頂点一覧で比較を確認できます。隣り合う二頂点が同じ最適値を取る場合、それらを結ぶ線分上の全点も最適です。ただし、この簡潔な結果表示ではそのうち一つの頂点を示します。 図解法は、生産計画、資源配分、食事モデル、オペレーションズ・リサーチの入門に特に役立ちます。決定変数は製品数、作業時間、材料量などを表せます。制約の係数は各意思決定による限られた資源の消費量を、目的関数の係数は利益、費用、時間などの評価指標を表します。 正しいモデル化は計算と同じくらい重要です。各制約の単位が整合し、不等号の向きが実際の制限に合っているか確認してください。この計算機は二つの以下制約と非負条件を扱います。以上制約や等式制約を含む問題では代数的な変形が必要なことがあり、この入力形式では表せない実行可能領域が生じる場合もあります。 頂点法は大規模モデルのシンプレックス法を代替しませんが、基礎となる幾何構造を明確にします。手描きの実行可能領域を素早く確認する用途にも適しています。小数の結果は読みやすいように六桁に丸めます。係数から厳密な分数が得られる場合は、正式な計算で分数を保ち、丸め誤差の累積を避けてください。

頂点法の例

問題最適点目的値
3x + 2y を最大化;x + y が 4 以下;x が 2 以下(2, 2)10
x + 4y を最大化;x + y が 5 以下;2x + y が 8 以下(0, 5)20
2x + y を最大化;x + y が 6 以下;x + 2y が 8 以下(6, 0)12

最適な頂点の求め方

  1. 目的関数を最大化するか最小化するか選びます。
  2. 目的関数の x と y の係数を入力します。
  3. 各以下制約について、二つの係数と右辺の上限を入力します。
  4. 「最適な頂点を求める」を選び、実行可能な頂点を生成して評価します。
  5. 最適点、目的値、実行可能な頂点の全一覧を比較します。

よくある質問

なぜ最適値は頂点で達成されるのですか?

線形目的関数の等高線は平行です。凸な実行可能多角形を横切るように移動すると、境界の頂点または辺で極値に達します。そのため有界な実行可能領域では全頂点の確認で十分です。

どのような制約に対応していますか?

二変数の線形な以下制約二つに対応し、両変数を自動的に非負とします。他の不等式は、意図する領域を変えない変形が可能な場合に変形して入力してください。

二つの頂点が同じ最適値を持つ場合は?

計算機は一つの最適頂点を表示します。隣接頂点が同値なら、それらを結ぶ実行可能な辺の上の全点も最適です。

線形計画に実行可能解がないことはありますか?

はい。制約が矛盾すると、すべてを満たす点はありません。この入力形式では上限が非負なら通常は原点が含まれますが、異なる制約方向では実行不能になることがあります。

頂点候補はどう生成しますか?

原点、有効な軸との交点、二つの境界線の交点を調べ、非負の実行可能領域から外れる点をすべて除きます。