DPMO計算機

欠陥数、検査単位数、単位当たりの品質機会数から、百万機会当たりの欠陥数を計算します。

DPMOを計算
観測した生産データを入力し、欠陥数を百万機会当たりに標準化します。

百万機会当たりの欠陥数について

百万機会当たりの欠陥数は通常 DPMO と略され、欠陥の発生状況を共通の尺度で示す品質管理指標です。百個の製品で十件の欠陥が出る場合と十万個で十件の場合は大きく異なるため、欠陥数だけでは誤解を招くことがあります。また、各製品に何通りの不適合の可能性があるかもわかりません。DPMO は生産量と単位ごとの独立した欠陥機会を考慮し、工程、製品、チーム、報告期間の違いを越えた比較を有意義にします。 計算には三つの観測値を使います。欠陥数は見つかった不適合の総数であり、不良単位数と同じとは限りません。単位は検査した品物、取引、記録、サービスです。単位当たりの機会数は、それぞれが欠陥となり得る独立した要求事項の数です。単位数と機会数を掛けて総機会数を求め、欠陥数をその値で割って百万を掛けます。例えば、1,000 単位に各 50 の機会があり、欠陥が十件なら、総機会数は 50,000、DPMO は 200 です。 機会を一貫して定義することが不可欠です。結果を集める前に要求事項を決め、同じ運用上の定義を継続して適用してください。DPMO を下げるだけの目的で機会を水増しすると、比較の意味が失われます。一つの単位に複数の欠陥があり、別々の要求に違反している場合は個別に数えます。DPMO は百万個当たりの不良品数とは異なります。一つの不良品に複数の欠陥があり得るためです。不良単位の割合そのものでもありません。 DPMO はシックスシグマ活動、製造工程管理、ソフトウェアテスト、医療事務、物流、取引サービスなどで使われます。低い値ほど機会数に対する欠陥が少ないことを示しますが、許容目標はリスク、コスト、顧客の期待によって変わります。安全上重要な工程には、外観特性よりはるかに厳しい水準が必要な場合があります。単発の値より推移が有用です。サンプル数、検査ルール、工程変更と合わせて DPMO を追跡し、改善や悪化を適切に解釈してください。 この計算機は標準化を即座に行い、正確な式を表示します。可能な限り完全な検査データを使い、機会の定義が異なる結果同士の比較は避けてください。DPMO は簡潔な指標であって診断ではありません。欠陥分類、根本原因分析、管理図、歩留まり指標を併用し、変化の理由と改善につながる行動を把握しましょう。

DPMOの例

生産量と機会数が標準化した結果にどう影響するかを示します。

生産データDPMO解釈
欠陥 10 件、1,000 単位、機会数 50200総機会数 50,000 の中で十件の欠陥が発生。
欠陥 25 件、5,000 単位、機会数 10500総機会数 50,000 の中で二十五件の欠陥が発生。
欠陥 3 件、2,000 単位、機会数 2560総機会数 50,000 の中で三件の欠陥が発生。

DPMOの計算方法

  1. 検査で観測した個別の欠陥の総数を入力します。
  2. 検査した製品、取引、その他の単位数を入力します。
  3. 一貫した定義に基づく単位当たりの欠陥機会数を入力します。
  4. 「DPMOを計算」を選び、標準化された結果と式を確認します。

DPMO計算機のよくある質問

DPMOとは何ですか?

百万機会当たりの欠陥数です。観測された欠陥を、欠陥が発生し得る百万回の機会に換算することで、規模の異なる工程を比較できます。

DPMOの計算式は?

欠陥数を単位数と単位当たりの機会数の積で割り、百万を掛けます。分母は一貫した定義で検査したすべての機会を表す必要があります。

欠陥と不良単位は同じですか?

いいえ。一つの単位に複数の独立した欠陥が含まれる場合がありますが、不良単位の指標では一回だけ数えます。DPMO は各不適合を関連する機会に対して数えます。

良いDPMO値とはどの程度ですか?

低いほど欠陥が少ないことを示しますが、適切な目標は工程リスクと顧客要求で変わります。一律の基準より、同種の工程を継続して比較してください。

DPMOとシックスシグマの関係は?

シックスシグマでは、工程の実績を標準化された尺度で示す方法として DPMO を使います。シグマ水準への換算には分布やシフトの仮定が伴うことが多く、DPMO 自体の方が直接的な観測指標です。