波長計算機
周波数と波の速さから、光、電波、音などの波長を計算します。
周波数から波長へ
周波数をヘルツ、伝播速度をメートル毎秒で入力してください。
波長について
波長とは、波の連続する周期で同じ状態にある点同士の距離です。例えば山から次の山、密な部分から次の密な部分までの距離を指し、通常はギリシャ文字のラムダで表します。周波数は毎秒ある点を通過する周期の数、波の速さは媒質中を変動が伝わる速さです。これらは「波長は波の速さを周波数で割った値」という基本関係 λ = v/f で結ばれています。
真空中の電磁波の速さは正確に毎秒 299,792,458 メートルです。電波、マイクロ波、赤外線、可視光、紫外線、X 線、ガンマ線はいずれもこの関係に従いますが、周波数と波長は非常に広い桁の範囲に及びます。多くの実用的な電磁波計算では、空気中の速さは真空よりわずかに遅い程度です。ガラス、水、光ファイバーなどの物質中では、屈折率に応じて遅く伝わります。
力学的な波には、媒質と条件に合った速さを使う必要があります。摂氏 20 度付近の乾燥空気中では音速はおよそ毎秒 343 メートルですが、温度、湿度、気体の組成、圧力に関する前提で採用値が変わります。液体や固体中では音ははるかに速く伝わります。弦、水面、弾性体の波の速さも、張力、密度、深さ、剛性、形状によって決まります。したがって正しい速度の選択は、正しい周波数の入力と同じくらい重要です。
本計算機では基本的な SI 単位を用い、周波数はヘルツ、速度はメートル毎秒で入力します。主な結果はメートルで表示し、光の波長を読み取りやすいようナノメートルも示します。一ナノメートルは十億分の一メートルです。500 テラヘルツの光なら、500,000,000,000,000 ヘルツと真空中の光速を入力すると約 599.6 ナノメートルとなり、可視光の範囲に入ります。
アンテナの概算、音響の演習、分光、通信、波動物理の入門に利用できます。実際のアンテナ寸法は、計算した自由空間波長の四分の一、半分などを基に、構造や周囲の影響を補正する場合があります。精密な用途では媒質固有の位相速度を使い、入力値に十分な有効数字を確保してください。周波数、位相速度、波長の関係式は厳密ですが、実用上の精度は入力値に依存します。
波長の計算例
| 入力 | 出力 | 波の種類 |
|---|---|---|
| 100 MHz、速度 299,792,458 m/s | 2.997925 m | 真空中の FM 帯の電波 |
| 500 THz、速度 299,792,458 m/s | 599.584916 nm | 真空中の可視光 |
| 1,000 Hz、速度 343 m/s | 0.343 m | 室温の空気中を伝わる音 |
波長の計算方法
- 波の周波数をヘルツに換算します。
- 対象の波と媒質に合った伝播速度をメートル毎秒で入力します。
- 「波長を計算」を選びます。
- メートルまたはナノメートルの結果を読み、適切な有効数字を保ちます。
よくある質問
波長を求める公式は?
波の速さを周波数で割ります:λ = v/f。整合する単位を使うと、メートル毎秒を毎秒の周期数で割った結果はメートルになります。
光にはどの速度を使えばよいですか?
真空中の電磁波には 299,792,458 m/s を使います。物質中では、その屈折率に合った、より低い位相速度を使ってください。
周波数と波長の関係は?
波の速さが一定なら、周波数と波長は反比例します。周波数が二倍になると波長は半分になります。
音の計算にも使えますか?
はい。音の周波数と、その媒質での音速を入力します。空気中では温度や組成が音速に影響するため、条件に合う値を選んでください。
ナノメートルでも表示するのはなぜですか?
可視光やその近くの電磁波は、ナノメートルで表すと便利です。両方を表示することで、メートルの結果を手作業で十億倍する必要がなくなります。