クロップ係数計算機

センサーのクロップ係数、35mm 換算焦点距離、対角線、水平画角を計算します。

カメラセンサーとレンズ
センサーの有効寸法とレンズの実焦点距離をミリメートルで入力してください。

クロップ係数計算機について

クロップ係数は、カメラセンサーの対角線と、一般的な 36 × 24 ミリメートルのフルサイズの対角線との関係を表します。小さなセンサーはレンズが投影するイメージサークルの狭い部分だけを記録するため、撮影者はフルサイズ換算焦点距離で画角を説明することがあります。この計算機は任意の有効センサー幅と高さに対応し、APS-C、マイクロフォーサーズ、ワンインチ、中判、シネマ、独自形式に使えます。 まず三平方の定理でセンサー対角線を求めます。次にフルサイズの対角線、約 43.27 ミリメートルを、その対角線で割ります。対角線が 28.34 ミリメートルの APS-C なら、クロップ係数は約 1.53 です。レンズの実焦点距離にこの係数を掛けると、35mm 換算焦点距離になります。アスペクト比と撮影位置が同じ場合、そのセンサーで使う 35 ミリメートルのレンズは、フルサイズの 53.4 ミリメートルのレンズに近い構図になります。 クロップ係数は、レンズの焦点距離、絞り、倍率、表示されている光学特性を物理的に変えるものではなく、画角の比較です。計算機はセンサー幅と実焦点距離から水平画角も求めます。この角度は、室内、風景、監視範囲、カメラ配置の計画により直接役立つことがあります。換算焦点距離は、フルサイズに慣れた撮影者に予想される構図を伝えるのに便利です。 精度が必要な場合は、販売上の形式名ではなく実際の撮像領域を使ってください。同じ APS-C と呼ばれるカメラでも寸法がわずかに異なり、係数も変わります。動画モードで追加クロップが入る場合や、手ぶれ補正で記録領域が狭くなる場合もあります。アナモフィックレンズは別途考慮が必要です。また画角の式は、無限遠付近に合焦した直線投影レンズを想定しており、歪曲やフォーカスブリージングで実際の構図は変わり得ます。 被写界深度の比較には追加の条件が必要です。同じ位置、同じ実レンズ、同じ絞りであれば、クロップ自体は光学的な被写界深度を変えません。ただし、小さな撮像結果を拡大すると最終的な見え方は変わります。異なる形式で構図を合わせるには通常、焦点距離や撮影距離を変えるため、被写界深度にも影響します。クロップ係数は実用的な画角換算として使い、システム全体の比較では絞り、被写体距離、解像度、出力サイズを別途検討してください。

クロップ係数の計算例

センサーとレンズ係数と換算焦点距離主な形式
36 × 24 mm、50 mm1.00x、換算 50.0 mm基準となるフルサイズ。
23.6 × 15.7 mm、35 mm1.53x、換算 53.4 mm一般的な APS-C センサー。
17.3 × 13 mm、25 mm2.00x、換算 50.0 mmマイクロフォーサーズの画角。

クロップ係数の求め方

  1. センサーの有効幅をミリメートルで入力します。
  2. センサーの有効高さをミリメートルで入力します。
  3. レンズの実焦点距離を入力します。
  4. 「クロップ係数を計算」を選び、換算焦点距離と画角を確認します。

クロップ係数のよくある質問

クロップ係数でレンズの焦点距離は変わりますか?

いいえ。焦点距離はレンズの物理的性質で、変わりません。クロップ係数はフルサイズに対する画角の狭さや広さを表すだけです。

フルサイズの対角線が約 43.27 mm なのはなぜですか?

36 × 24 ミリメートルの長方形に三平方の定理を適用すると、対角線は約 43.27 ミリメートルになります。

中判センサーを入力できますか?

はい。幅と高さが正の値なら使用できます。フルサイズより大きいセンサーでは、クロップ係数は一未満になります。

垂直画角も計算しますか?

表示するのはセンサー幅から求めた水平画角です。垂直画角は同じ式でセンサー高さを使って求められます。

公表されているクロップ係数と少し違うのはなぜですか?

メーカーが値を丸めていたり、有効撮像領域がわずかに異なったりするためです。正確な有効寸法を入力すると、より具体的な結果が得られます。